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李克強副総理、ポスト危機時代の世界経済の発展で5つの提案
中国国務院の李克強副総理は28日、スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)年次総会に出席し演説を行った。李副総理は演説の中で、国際社会は連携し、ともに未来を切り開き、世界経済の健全な回復と持続的な発展を促進すべきだと強調した。
李克強副総理は、国際金融危機への対応で中国が取った措置、効果、今後の経済発展政策について紹介し、次のように述べた。「国際金融危機は中国経済の長期的な上昇傾向を変えることはなかった。昨年を振り返ると、われわれは自信を持ち続け、苦難を乗り越え、中国経済の安定かつ急速な発展を維持した。中国には複雑な局面を解決する能力があり、今年も引き続き中国経済の安定かつ急速な発展を維持する。今後の見通しについて、中国には経済の長期的な安定かつ急速な発展を実現する条件がある。われわれは科学的発展観の要求に基づき、経済発展モデルの根本的な転換、経済構造の戦略的調整、内需拡大による経済成長の促進、技術革新と省エネ・排出削減による産業構造の合理化とレベルアップ、改革の深化と開放の拡大、発展モデルの改革を早急に進める」。
李克強副総理は、ポスト危機時代の世界経済の回復と持続的な発展について5つの提案を行った。
1. 危機克服で引き続き協力する。
グローバル化が進む中、各国の経済は互いに依存、促進し合い、各国の政策は互いに影響し合っている。世界経済が回復を実現してこそ、一国の経済回復を強固なものにできる。これまで、各国は手を携え合い、国際金融危機の深刻な被害を軽減させ、起こり得る衰退を阻止してきた。国際金融危機はまだ収束しておらず、景気回復の基礎もまだ固まっていない。回復が複雑化することを避け、回復に存在するリスクを軽減するため、各国は引き続き協力する必要がある。
2. 市場の一層の開放を進める。
国際社会はいかなる形式の保護主義も断固として反対し、承諾された事項を行動に移し、貿易と投資の自由化、利便化を進め、ドーハラウンドでより合理的でバランスの取れた結果が早急に得られるよう努め、国際社会の開放を進める。
3. 世界のバランスの取れた発展を促進する。
国際社会は全体的、長期的に考慮し、積極的な態度で発展余地を拡大し、バランスの取れた発展を促進する。南南協力、南北経済協力をより強化し、バランスの取れた発展を促進する国際メカニズムを整備し、発展途上国への援助を強化し、国連のミレニアム開発目標を実現し、各国民が発展の成果を享受できるよう努める。
4. 手を携えあって重大な試練に対応する。
これは世界経済の健全な回復と持続的な発展を促進する上で差し迫った課題である。気候変動、エネルギー安全、食糧の安全、公共衛生の安全、重大な自然災害などの世界的な試練を目の当たりにし、自分のことだけを気にかけ、責任を逃れるという国はなく、国際社会は調和のとれた行動を取らなければならない。
5. 世界統治構造を合理化する。
既存のインフラの改善を通じ、公平かつ効果的な世界統治体系を形成し、国際政治・経済構造の変化を反映させることは各方面の共通認識になっている。世界統治構造の合理化は平等な参与、連携という原則を反映しなければならない。発展途上国の代表性・発言権を高めることを優先に、異なる発展モデルをそれぞれ尊重する必要がある。国連と関連機関の基本的役割をより発揮し、20カ国グループ(G20)の建設的な役割を発揮する必要がある。
「チャイナネット」 2010年1月29日


